真田ピロシキ

バクマン。の真田ピロシキのレビュー・感想・評価

バクマン。(2015年製作の映画)
1.0
ジャンプが大大大大だーーーーぃっ嫌い!スパイの漫画がマイナンバーとタイアップだってね。とっくに分かってたよ。コイツらがマジョリティ男性のための漫画雑誌だということは。奴らが権力様のご機嫌を伺うことに抵抗などあるはずがない。これの原作漫画は最初の数話だけ読んで「金が欲しい」「モテたい」「でもワンピースくらい売れるのは無理」と抜かす、金目当てが悪いとは言わないが予防線まで貼って何が描きたいかがない岸辺露伴に心底軽蔑されそうな赤松健みたいなクソガキ主人公どもに虫唾が走って早々にギブアップした。少年誌でこんなキャラかよ。流石最近では西村博之が異世界で論破するゴミカスを載せてる週刊大きなお友達ジャンプだな。

そのくらいジャンプが嫌いなのに始まって2分もせずにマンガスゴい!特にジャンプスゴい!を聞かされもうやめていいっすか?作画担当のモチベーションになるのは幼馴染の女だがコイツがなんとも都合のよろしい人格欠如したお人形さん。萌え萌え美少女ーキモオタにやっさしー批判的なフェミニストには犯罪行為も厭わずありとあらゆる嫌がらせをするぜ。キリトだか何だかがモデルの暇空さんすげーっす。ジャンプ編集長は天上界から投稿者を見下していててムカつく。「うるせーガキ向け大衆漫画雑誌の分際で何様のつもりだバーカ」と啖呵を切ってアフタヌーンあたりに持ち込めば面白いがそんなことは勿論あるはずない。これが漫画家じゃなく政治家の話だったなら自民党に入らなければ意味がないと言って、少数派の力になる野党は歯牙にも掛けないよな。まさに赤松健マインド。ケッ。ジャンプの中で邪道をやってもねえ…ジョジョやハンターみたいなのがなくはないが。

原作に比べると主人公の世の中舐め腐ったクソガキ感は少ないし、後半はずっとまともなクリエイティブ展開になるけれどジャンプ至上主義はやはり吐き気がするので好かん。世の中にはジャンプのなんかよりずっと良い大人が読むに相応しい漫画が沢山あるよ。あーたーまかーらーっぽのほーがゆーめつめこめーる人はそれを知らないんだろう。青年誌原作の『重版出来』の方が漫画業界を複雑にかつクリエイティブの痛みとエモさも格段に上回って描かれている。スラムダンクパロディとか寒いことしなくていいから。あースラムダンクの映画が大変評判良いけど、よほどのことがない限りジャンプには金を落としたくないので配信に来るまで見ません。鬼滅もぜってー見ねージョジョとキングダムだけがジャンプとの接点。あえなく打ち切り食らったのであのキモい小松菜奈には振られたっぽいのはビターで良かったか。あの女自体がご都合主義のイージーモードで人格もなければ魅力も皆無の最低な美少女フィギュアだったけどね。声優なんて顔が良ければなんの苦労もなくなれるんだぜ!舐めんなクソ。