このレビューはネタバレを含みます
持ち点0.5±
★監督 0.5
★演者 0.5
★演技 0.5
★音楽 0.25
★脚本 0.25
★感情 0.25
★美術 0.5
★評価 0.25
★特筆 0.5
3組の男女の出会いと別れを描いた作品で舞台背景が1949年前後の内戦下にある中国となっている。ジョン・ウー監督のシンボル白い鳩は登場せず、今回は海と航海を象徴するカモメが空を舞う。二部構成。
日中戦争の激しい戦いの様子からユンフェンとイーファンの恋物語へ。イーファンはこの戦いで英雄になり、ザークンは捕虜となる。
恋人たちの組み合わせはイーファンとユンフェンがいちばん好き。長澤まさみのヴィジュアルが残念で仕方がないけど声の仕事は良いと思いました。
時が過ぎ、膠着状態が続く国共内戦の前線では補給線の貧弱な国民党軍は飢餓と士気低下に苦しみます。イーファンは愛馬を手にかけて兵士たちに与えしのぎますが彼の覇気が消えたようにも見えました。責務を全うしながらも戦争がなかったらとユンファンを想うイーファンの最期が切なかったです。
《組み合わせ》
ユンフェン役 ソン・ヘギョ
イーファン役 ホアン・シャオミン
雅子役 長澤まさみ
ザークン役 金城武
ユイ役 チャン・ツィイー
ターチン役 トン・ダーウェイ