温泉たまご

ターミネーター:新起動/ジェニシスの温泉たまごのレビュー・感想・評価

3.2
2021-38

2029年、ロサンゼルスでは人類抵抗軍が人工知能による機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。しかし機械軍は、抵抗軍のリーダーであり、驚異的な力を持つジョン・コナーを生んだ母サラ・コナーを亡き者にすべく、1984年にターミネーターを送り込む。それを目にしたジョンは、母から聞いていた男、カイル・リースを送り込むが...。


カイルが過去へ送られる今作、T1と同じ過去をなぞるのではなく、そこには既に戦いのイロハを叩き込まれたサラがいた。
何かがきっかけで過去が変わってしまった。それと同じくして未来も少し変わってしまって...というようなお話。リブート版として3部作を予定されてたらしく、T1,T2のオマージュっぽいシーンも多々あり。
ターミネーターすきだけど、これだけ観てなかったので観てみた。

今作タイムトラベルがかなり重要になってくるんだけど、何でもアリになっちゃう感じは否めない。でもそのおかげで、ちょっとした味方もいる訳で、それはそれで良かったかなあ。あのとき助かっててよかったよねほんと。

シュワちゃん(T-800)が、青年・中年・老人(?)って感じで若さバラバラででてくるのは楽しかった。青年期はCGか何かなのかな?

いろいろ謎が残ったままなんだけど、きっと三部作中に明かすつもりだったんだろうなあ。そこが見られないのは残念かな。
ただ、割とみんな思ってると思うんだけど、悪役がなー!!!って感じ。
ファンにはちょっとしんどい展開でした。