カズザク17

ヴェルサイユの宮廷庭師のカズザク17のレビュー・感想・評価

ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)
3.5
予告編を見て、宮廷庭師が主人公の、ガッツリ「お仕事物語」を勝手に想像。喧喧諤諤、師匠と「庭作り論」をぶつけ合いながら、ヴェルサイユ宮殿の庭を作り上げていく…その中で、お互いがお互いがを認め・尊重し、いつしか恋愛感情が芽生えて…って、超王道のストーリーを勝手に想像。
前半は、主人公の女性宮廷庭師が、泥だらけになりがら庭作り…って事で、比較的想像していた内容に近くて楽しめた。後半は、2人の距離の縮まり方が急過ぎて、しかも庭の完成も急過ぎて…気付けは一気にエンディングっ感じで、何だか物足りなさを感じる終り方だった。
という事で、前半が◎、後半が△の映画。もう少し、「庭作り」をじっくり見たかったかなって思う。でも、ヨーロッパの貴族社会・文化の雰囲気を感じる事が出来る、楽しめる映画だった。