惜しいですね。
序盤はかなり厳しい話で、期待が高まりました。主人公9歳のハジの名演にも泣かされそうになりました。
でも、EU職員のキャロルが関わってからは、普通の今どきのヒューマンドラマになった気が…
人間は、暴力を振るうことや他者を支配することに快楽を抱いちゃう生き物だってことを認めないといけない。そのうえで、社会としてはそれが起き得ない状況を作ることが大事なんだと思う。
抑圧と搾取、理不尽な…
子供とその兄弟の赤ん坊。
初っ端から胸が苦しくなる。
感情を表に出せず言葉も発さず
一人歩く姿もめちゃくちゃ切ない。
ラストがまさか最初と繋がるのか!
とたしかにオープニングから
見返してみたくなる…
『あの日の声を探して』馴染みの薄いチェチェン紛争だが、映画は容赦せずに一気にその地獄の視点へ。声を失った少年、EUの職員、ロシア兵の青年という3者の行方をリアルな映像で淡々と語る。そこから感じる戦争…
>>続きを読む チェチェン共和国の紛争に巻き込まれる家族とある普通の青年の運命を描いた作品。
余り少年に感情移入出来なかったので正直イライラしてしまいました。展開もそんなことだろうなと予想できる話でイマイチ..…
ロシア兵のイジメ描写のとこばかりが嫌に印象に残る。「アーティスト」監督の新作。オスカー撮った後だから自分の撮りたい世界を割と自由に撮らせてもらえたってことなのかな。EUで働くP・ペジョの力強さとか…
>>続きを読む某サイトからの流出動画を彷彿とさせる、冒頭でのビデオカメラのシーン。
兵士もまた被害者なのだが、
妙にフルメタルジャケット感のある形式めいた筋書きだけでは、
なぜここまで躊躇なく蹂躙するに至ったか…
© La Petite Reine / La Classe Américaine / Roger Arpajou