ロクシ

あの日の声を探してのロクシのレビュー・感想・評価

あの日の声を探して(2014年製作の映画)
3.8
胸糞悪い冒頭から始まる。
民間人を笑いながら殺すロシア兵が憎くなる。
状況が読み込めないからセリフはあんまり覚えてないんだけど、
最後まで見て「あれ、このシーンって…」で冒頭につながる。
もういちど最初から見るとぞっとする。
同じ時系列で描かれているように見えた二人の主人公だけど、ロシア人の少年は冒頭のシーンにつながるまでの過程を描いている。
大麻で逮捕されて強制入隊させられ、軍でいじめや暴行にあって自分を戦場に順応させていく。
ギターを背負ってた平凡な少年(青年?)が、卑劣な兵士になるまでの過程が見られたのが恐ろしかった。
軍って、どっちかというと「レストレポ前哨基地」のイメージが強くて、戦場で芽生えた家族より強い絆って感じがしてたけど、
敵側から見たらただの残酷な軍隊だなーと実感。
レストレポの兵士たちも、敵を殺して喜んでたしなぁ。
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