このレビューはネタバレを含みます
一人の雇用か、それとも全員分のボーナスか。
(おそらく鬱病で)休職中だったサンドラが自らの復職を実現するために、同僚達一人ひとりを説得してまわる週末を追った映画。
人種問題、失業問題、私たちにはあ…
鬱病は完治。復職する気満々のマリオン・コティヤール。えっ完治?完治はしてないじゃん?とツッコミを入れたくなったのは、私だけではないですよね…。鬱病に至る経緯と職場環境との因果関係は分かりませんが、い…
>>続きを読むマリオン・コティヤールの美貌と演技を堪能するために撮られたような映画。
音楽も演出も控えめで、役者の細やかな表情や仕草から感情の機微がヒリヒリと伝わる。
結果はどうであれ、そこへ辿り着くまでの過程が…
最初は、日本では成立しない、圧倒的な文化の違いに戸惑いましたが。
中盤からは、シンプルな設定と画によって、壊れそうな、それでいて強い、サンドラの心の動きが、よく伝わってきます。
撮影技法について普段…
人間の価値はお金で表すことはできないけれど2つだけ突き出されたら彼女は13万弱の価値となってしまう、恐ろしい。
彼女は何度も水を飲み薬を飲む。何かを外から摂ることで「死んでいるみたい」という彼女の存…
15.05.29
主人公サンドラを演じた主演のマリオン・コティヤールの上手さは最早言うまでもなかろう。
90分間に16人もの同僚が登場、一人あたりにすれば数分という僅かな時間で彼らの生活状況、人間性…
© Les Films du Fleuve - Archipel 35 - Bim Distribuzione - Eyeworks - RTBF(Télévisions, belge) - France 2 Cinéma