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人生スイッチのmfgのネタバレレビュー・内容・結末

人生スイッチ(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「人生スイッチ」


①“おかえし”
②“おもてなし”
③“パンク”
④“ヒーローになるために”
⑤“愚息”
⑥“HAPPY WEDING”

“イカれてる”連中に学ぶ人生の諸々




①“おかえし”:
・音楽家崩れ(現客室乗務員)の個人的恨みの対象者を乗せた恐怖のフライト
・復讐を試みる人間に限ってロクデナシ(自身の思いや行動の誤りを反省できず、他人のせい環境のせいにしがち)という面
…恨まれる側の客観的証言により明らかに…/(モデルの浮気の件以外は…)自己中心的で 自分勝手で 傍迷惑すぎるし 単なる八つ当たりだし…愚かな行動であるとしか言いようがない…
・人からの恨みや呪いはどこから受けるか分からない…(→常に自身の行いを省みて反省し、恨みや呪いを跳ね返せるようにしておかなければならない)



首謀者・音楽家崩れの恨みの対象者たち…
・モデル:元カノ(音楽家崩れは初恋の相手)/セコめ…?(“会社が手配した航空券でもマイルは私に貯まる?”)笑(※ (→“マイルは発生しません”))/音楽家崩れとは結局うまくいかず別れた/曰く…“今でも好きよ いい人だし”/音楽家崩れの親友と浮気したことを告白
・音楽評論家:クラシック専門/音楽家崩れが音楽院に提出した作品を審査委員長として散々に酷評した(→音楽家崩れはこき下ろされて1週間寝込んだ)/罪悪感?嫌われ者の自覚?みたいなの(“(自身の仕事について)イヤな仕事だろ?”とか 自身を“墓掘り人”としたりとか…)もありつつ…“多くの聴衆のためには若者の自尊心を打ち砕く必要もある”という最大多数の最大幸福を求める立派なポリシーもあったり…“私も間違うことはあるが…”と自身が完璧ではないことを認める姿勢もあり…超立派な人格者!/(…そんな人格者な音楽評論家からも…)曰く“あの作品はあまりにもひどかった”、“あんな作品を提出するなんてやはりどうかしてるよ”/
・女性教師:音楽家崩れは小学校の教え子だった/音楽家崩れを留年させた/曰く“問題のある子だったのは間違いない 30年の教師生活であんな子は他にいないわ 赤ん坊みたいに泣き叫ぶの”
・同級生:音楽家崩れの同級生であり女性教師の教え子/音楽家崩れをよくいじめた/
・店長:頻繁にお客とモメるのでクビにした
・その他知り合い多数…:
(共通点:音楽家崩れと知り合いであるということ/航空券は自分で購入していない(仕事を依頼され航空券が送られてきた/会議に招待されて航空券が届いた/クジで当たった/etc…/(※フライト日時は変更不可))ということ)
・客室乗務員:客室乗務員としての訓練を共にした友人/曰く“デートの誘いを断ったら嫌がらせを…”
・親友:モデルの間男
・精神科医:音楽家崩れの担当精神科医/診察料をあげたら逆上された/音楽家崩れの両親に全ての責任を負わせるような内容(“君は悪くない むしろ被害者だ”とか…“君の人生を壊したのは君のご両親なんだ 君に多くを求めすぎ失望した顔を君に見せた 責任はご両親にある”)で説得を試みるも…(“機内の誰も悪くはない!”だけは真…何事も他人のせいにするのは間違い/“機内の誰も”と言いつつとりあえず精神科医自身が助かりたいだけな本心もあるかも…?)

→そして恐怖のフライトの終着点である両親(恐怖のフライトの全責任をなすりつけられているなどとは露知らず…素敵な日常をエンジョイしてる中…)の住まいへ…

・世の中に偶然はない(色んな意味で…)
・世界は狭い(色んな意味で…)
・自身の不幸の理由を他の人のせいにするのは大きな間違いだし、被害者ぶって不幸の主人公になるのは自分の勝手だけど それに他の人を巻き込むのは最低…






②“おもてなし”:
とあるカフェにて…

(①⇔復讐を試みられる人間もまたロクデナシであるという面)

・悪魔の甘い囁きに負けず 復讐心を抑え込もうとする心、恨むべき人間にも愛する人間がいるということを理解し 自身が罵声を浴びせらることをも顧みず 恨むべき人間の息子の命を救おうとする心ある人間の判断ができる心の高潔さ(たとえこの世的には愚かに見えたとしても、最終的には自身を幸福に導く選択)
(※たとえ極悪人であったとしても、人間を裁くのは人間の仕事ではない)
・恨まれる側の自覚のなさ 罪の意識のなさ 自身の行いに対する反省の無さ etc…
(→正しき善悪判断ができる智慧や良心の欠如 他者への愛の欠如 利己心を最優先した誤った行い etc…過ち多し…)
(※正しき善悪判断をするための智慧としての仏法真理の習得、自身の気付かぬうちに犯した罪を補うためにも与える愛の実践が必要)
・結果オーライ?
(罪ある者は滅ぼされ…悪魔的発想を持つ者は逮捕され…試みに打ち勝った者と罪なき者は救われ…?)





店員女性:来客男性との因縁
(来客男性は故郷の高利貸しのヤクザ者/実家は競売にかけられ、来客男性のせいで父は自殺/父の葬式の2週間後に母は誘惑され…/執拗につけ回されて逃げてきた/夢にも苛まれ…(“(何度も見る夢の中で…)奴の前に立って罵声を浴びせてるの”)/(来客男性を一目見てそれと気付き表情が変わる店員女性の心を思うと辛い…)

来客男性の恨みをより強くなるような態度にも 悪魔の囁きにも負けず…
古い猫いらず入りの料理を平気でむしゃむしゃ食べる来客男性を厨房から見守り、無事を祈ったり…
それを食べてしまった息子の異変に居ても立っても居られずに厨房から飛び出し、自身の身を顧みずに来客男性父子の食事を妨げたり…
来客男性から罵声を浴びたり暴力を振るわれても、その息子が料理を吐き出すのを見て安堵の笑みを浮かべたり…
相手をどんなに恨んでいても その命は救おうとする美しい心が立派すぎる…
(来客男性は結局マダムにより串刺しの刑に処されちゃってるけど…)


マダム:店員女性へのアドバイス?がまさに悪魔的/刑務所経験が少しあり…(今より気ままだった(⇔今は最低)/犯した罪について後悔はしてない)/

悪魔の囁き
・“お父さんが自殺したんだろ 罵るだけかい?”
・“料理に“猫いらず”を入れな 物置にある 多めに入れれば5分で心臓発作さ”
・“刑務所?奴が死んで検死をすると思う?コレステロール過多の心筋梗塞が死因さ”
・“刑務所も悪くないよ “怖い”と言われてるけど食事は出るし家賃はタダ 生活の心配は不要さ 友達ができれば楽しいよ”
・“(来客男性が市長候補であることについて)世界は悪党が支配してるのさ 常識だよ”→“(猫いらずをチラつかせ…)どうする?世直しするかい?”
・“(勝手に猫いらず入れちゃって…)何を今さら 気づいてたくせに”とか…“皆悪党にはバチが当たれと思ってても自分じゃ何もしないのさ”とか…“誇りに思いな 人生で一度でも価値ある仕事をしたんだ”とか…
・“(“私はやってない”との店員女性に)じゃ なぜ料理を下げない?”
・→“(店員女性が料理を下げようとするも…)慌てないで 心配いらないよ もし警察に聞かれたらネズミ退治で猫いらずを使ったと言うさ それが誤って鍋に入ったんだ”
・(※ 猫いらずの賞味期限(?)切れかも…問題(悪魔もこれは誤算…?)…笑)
・“(息子も来店し…)もっと盛る?”“いずれ父親のようになる いっそ一族を根絶やしに”



来客男性:いちいち嫌味で横柄な態度
(“(来店時の“お一人ですか”の決まり文句に)算数が得意なんだな”/オーダーの際の店員の呼び方/接客態度に対するめんどくさい指摘/“(注文の確認に対し)紙に書くか?”/(店員女性に恨まれているなど露知らず…)上から目線(“君は賢そうだ”とか…)で意見を求めたり…/ (そんなロクデナシが市長候補だったりするとこがさらにムカつく…怒) /etc…)が胸糞悪い…まさに“ムカつく男”だし“ロクデナシ”だし…恨まれて当然かも…怒/
(ご注文はポテトフライと目玉焼き、あとは追加、飲み物はダイエット・コーラ)










③“パンク”:
アウディvs.ボロ車

・調子に乗ったらダメ!人を馬鹿にする思いや行いはダメ!慣れないことしちゃダメ!キレちゃダメ!復讐ダメ!
・ほんの些細なことからの復讐、それに対する逆襲の応酬…からの喧嘩両成敗展開(痴情のもつれによる心中とされ…)
・両者とも人間としての理性を著しく欠いており、非常に動物的で愚かであるとしか言いようがない…
・人から受ける恨みの悪い意味での発展性
…常に脚下照顧、自身の思いや行いを反省して、他者からの悪念を受けないようにしなければならない
・悪い意味での諦めの悪さ(反省と許す心のなさ)





事の発端はアウディオーナーが調子乗ってたこと(前方をトロく走ったり蛇行運転したりするボロ車にイライラ/→追い越し際にボロ車オーナーに罵声を浴びせ 中指を立てて…)…?それとも…(追い越され際の怪しげな笑み…確信犯…?)?

→立場逆転復讐劇①:(アウディのタイヤのパンクにより…)
・新車で工具の扱いに慣れておらず…ロードサービスも来ず…ボロ車に追いつかれ…(クラクションを鳴らしても止まってくれない通りがかりの他車両)→絶望…立場二転三転の復讐の応酬の始まり…
・悪の限りを尽くすボロ車オーナー
(脅迫/フロントガラス破壊/お尻披露からのお小水/etc…)

(※恨みは些細なことから生じるもの!要注意!常に自身の行いを正す姿勢、相手の罪は許す心が必要!)

→(※そしてその恨みによる復讐は更なる恨みと復讐を生み…)立場逆転復讐劇②:
・ボロ車オーナーの復讐を受け、復讐心に満ちたギラギラ光る瞳のアウディオーナー
・ボロ車のケツを押して川に突き落とし…→川から這い上がったボロ車オーナーの復讐宣言を受けて轢き殺そうとし…しかし…
・(⇔ヤギの群れが歩いて行く様の平和さがなんか皮肉…両者ともこんな穏やかな心を取り戻すべきでは…?)

→立場逆転復讐劇③:
・復活アウディに轢き殺されそうになるも、間一髪 アウディも川に落ちかけ…
・車内での殴り合いのチキンレース
・ボロ車オーナーによるシートベルトでのアウディオーナーの絞首刑、火をつけて全てを抹消しようとするも…

→立場逆転復讐劇④:
・絞首刑に遭いながらも意識を取り戻したアウディオーナーによるボロ車オーナー道連れの刑(→共に爆死…因果応報な喧嘩両成敗展開/(通報を受けた警察がようやく到着するも痴情のもつれによる心中との見解、車内で仲良く炭になる2人…なんとも皮肉…))


・残酷で 愚かで 醜くて 知性や理性に欠けていて…etc…とにかく人間として最低…まさに阿修羅地獄…
・因果応報
・復讐心はより強い復讐しか生まないし、それは何度も繰り返されて 最終的には互いにとって哀しくて憐れな結末を迎えるしかない







④“ヒーローになるために”:
腐敗した体制側vs.正当な主張(?)
→真のヒーローとは…?

理不尽な社会と闘う姿勢を貫くことで、家族を失い…職を失い…孤立無援となり…
(…しかし本人にも色々と問題点(※カッとなった安直な行動は慎むべし/※直情的なとこも問題あり/※他人のせい 社会のせい 環境のせい etc…自分の不幸の原因を自分の外に求める傾向は改めるべき/etc…)あり…?)

→大復讐劇後、大衆からの支持を得、家族からの扱いも向上し…
(不幸から幸福に一転したように見えるかもしれないが…?真のヒーローとは…?)




爆破男:爆破解体業に従事/子煩悩な一面(娘の誕生日にケーキ(360ペソ…まるで舶来品のようなお値段)を買って帰ったり…)も…しかし家族関係は悪め…?/正義感強すぎ…?直情的…?キレやすい…?(…それ故に身近な人への愛が欠如気味…?→自ら自分自身を不幸に追い込んでいる…?)/


“ファクトゥーラ(領収書、レシート/菓子パン)”

そんな時に限って…な不運の連続…

不運①:
ケーキの受け取りの際の駐車違反?によりレッカー移動→引き取りにおけるトラブル

“盗賊の手先め”とのぼやき
子供の誕生日を祝うハッピーな気分台無し…
誕生日ケーキを抱えて…なとこが余計に辛い…
お役所仕事の冷たさ
(正当な主張や訴え(駐車禁止区域の不明瞭さと自身の無実)に対し、あくまでもマニュアル対応的で…ロボット的で…情状酌量などなく…(“イヤな口調だ”/“感じが悪い”/人間味のなさ/正義感のなさ/人の心に寄り添おうとする心 人の幸せを真に求める心 社会を真に良くしていこうとする心 etc…のなさ/“駐禁違反”という“記録”のみに基づいた判断(…というか思考停止?)/etc…(あくまでも給料のための業務って感じ…?))/真摯な訴えを小馬鹿にした笑いとか…/“腐敗した体制側の惨めな奴隷”/“ではよい一日を”の心こもってなさ)

不運②:
渋滞に巻き込まれ…娘のバースデー・パーティーに間に合わず…
(なんとか間に合わせようとするも“慌てないで 皆さんもう帰るから”との妻からのメールの返信に信頼感の無さとか 存在の必要性の無さが込められてるような…/素っ気ない態度の妻娘知人友人たち…)



搾取的体制への不満などの主張はごもっともだし、正義感や真実を貫こうとする姿勢 ごまかさない心 etc…はとても立派なんだけど、その潔癖さ故に?他人への迷惑を考えないとことか(激混みのレッカー移動先で長々とクレームしたり…爆破したり…) 家族への愛が欠けてしまったところとか 他人や環境のせいにするところとか etc…は改善の余地ありかも…?

(妻からの諫言より…:
・“タクシーで帰ればいいのに”(→“それじゃダメだ”)
…そのこだわりを捨てれば幸せになれるのに…
・“また搾取されたんだ”“どれだけ腹が立ったと思う”(→“あなたの言い訳には毎度私も腹が立つ いつも“社会が悪い”と”(今日はレッカーに文句を言い…昨日は交通渋滞に文句を言い…(→早く退社すれば済んだ話)))
…自分の外に不幸の原因を求めたり言い訳したり文句言ったりするのではなく、まず自分自身が変わることが大事
・“常に家庭は後回し いつか変わると信じてきた でもね 社会もあなたも変わらなかった”
…自身の憎しみの対象と同一視されちゃって…(自身の憎しみの対象となるものは自身の鏡)





陸運局にて…
・友人からの助言
(“(レッカー会社は罰金で大儲け&議員たちにはリベートという事実に対し)腹は立つが諦めた”/“選択肢は2つ 素直に払うか 怒って心臓発作か”/“あまり怒るな 気楽に”/(体制側に屈した弱虫な態度…?この世的幸福を重視してしまった愚かな人間の判断…?or足ることを知る賢い態度(生活には困ってなければそれで十分で、ささやかな夢(孫と船で旅をすること)が叶えられればそれでよし)…?))
も受け入れられず、自身の心に折り合いをつけることができず…
・(※罰金560ペソ…支払わなければまた延滞金発生)
・過剰な“市民の権利である不服申立て”
(レッカー代(490ペソ)の返金、(一職員に対し)役所を代表しての謝罪、本件に費やした自身の時間の賠償を求めるも…(←…なんか求めすぎ感…傲慢で不遜で大人気ない態度かも…職員の言うこと(“侮辱しないで こっちも仕事です”とか“もっと法律を知るべきだ 知らぬ間に法律を破ることもあるんだ”とか…)にも一理あると思うし…)/駐車禁止区域の不親切な態度(罰金を取るためとしか思えないような…?)にも問題ありとも思うし…/…でもとりあえず武力行使(受付の窓を消火器で叩き割り…)はよくない!(※正しい主張を通したいならばあくまでも冷静に!言葉の暴力はもちろん武力行使なんて絶対ダメ!))
→勾留…

(それが真に人々を幸福に導くものであるならば強い意志を持ってその主張を貫くことも大事だと思うけど…足ることを知る心や身近な社会秩序を守る心とかも大事だと思うし…⇔自分が無難にそれなりに幸せに生き切ることに妥協し、真の正義を求めようとしない姿勢には問題ありとも思うし…)

→派手な報道(“陸運局で逮捕劇”)からの不幸の連続…
・解雇通達の決定により無職に…
(会社の名前が出ちゃって経営側ご立腹(市役所は大口の得意先で…))
・離婚調停
・就職活動もうまくいかず…
・→そしてまた駐車違反によるレッカー移動…(今回は茫然自失気味に大人しく罰金を支払うが…)

→…からの食事中にまたまた駐車違反によるレッカー移動(確信犯?→移動先にて車爆発!)


大衆の意見の変化
(報道より…:)

家族親族知人からの扱いの変化 
(自身の誕生日パーティー:大喝采大拍手暖かく迎えられて最高のお祝いムード/娘からのハグや妻からの暖かい視線/etc…/(満足気に笑を浮かべ ケーキの蝋燭の火を消すが…本当にそれでいいのか?間違った達成感なのでは?自身の幸せに妥協している点では陸運局で会った友人と同じひよった姿勢なのでは?))





⑤“愚息”:
救いようのない人間の集まり
(“愚息”のみならず…愚父 愚母 愚庭師 愚弁護士 愚刑事 etc…愚か者だらけ)

妊婦轢き逃げ事件を起こす息子/息子の罪を雇いの庭師に肩代わさせる取引をする父母/大金をちらつかせられ 取引に応じてしまう庭師/脚本演出交渉を担当する弁護士/弁護士からの取引に応じる担当刑事
…全員地獄行き

自身の利益損得しか考えてない醜い人間しかおらず、誰一人として誠実な心 正しい心 美しい心 善なる心 etc…を持ってる人間がいなくて救いようがない…
(息子:自己保身?/父母:(息子の身を案じる体で…)自身らの社会的身分等を優先する考え方?&事件の隠蔽における“報酬”についてもケチっちゃったり…金にも意地汚い?/庭師 弁護士 刑事:まさに“金の亡者ども”)

事件後亡くなった妊婦と胎児に対する罪悪感や哀悼の念など全く感じられず、より自身らの自己保身や金銭欲等に拍車がかかる姿が醜すぎるし…愚かすぎるし…救いようがない…

→妊婦夫による庭師殺害エンドも同情の余地なし…?




⑥ “HAPPY WEDING”:

幸せに満ちたはずの結婚式が一転修羅場に…

結婚は相手の過去を見つめることではなく 相手と幸せな未来を築いていくことを信じて成されるべきものであり、ウエディングドレスのような純白で清廉な心 誠実な心で以てなされるべきものであると思う…

悲しみに暮れる悲劇の花嫁を慰めるシェフもまた純白のコック姿で…
(いいこと言ってるふうだけど…新婦を唆す純白を纏った悪魔…?)

悪魔の囁き(肉体的なものも含め…)を引き金に、(新郎がゲロっちゃうほどに…)新婦の悪魔憑き的暴走(暴言を吐きまくり…暴れまくり…自他共に傷つけまくり…他人の心を乱しまくり…)

新婦への愛を貫き 妻の暴走劇を許し 受け止め 場を丸く?(そして熱く!笑)収める新郎は(浮気の罪はあったとはいえ…)偉い!
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