maayan

雪の轍のmaayanのネタバレレビュー・内容・結末

雪の轍(2014年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

長い…前情報なして見始めてしまった。地方に暮らすべっぴんさんと、元役者さんのイケオジの無駄遣い〜。ヨメは、あの年で生活へのあのウンザリしようは、、人生も無駄遣いな気が。もったいない。離婚してイスタンブールに行け!数人に騙されたりひどい目に遭ったりしたら世間知らずなんてあっという間に払拭されよう。世間を知れば知るほど、焼かれたお金のもったいなさがしみじみ思いだされるんだろうな。でも、お金あげますって自分の手から離れたところで、相手が焼こうが煮ようが相手の勝手ゆえ…。ショックで泣いちゃっても、やっぱりあの陰窟な家にしっかり戻ってジト目で窓越しに夫を眺める…。イケオジ無駄遣い夫は、あーやっぱオレ嫁しかいないし〜、忘れてたけどやっぱ愛してるわ、って…なんか懺悔っぽい告白を、、いやこれ心で自分で言ってるだけ!?イケオジ〜口に出さなきゃ伝わらないってばぁー、、で…あの緩〜くても〜ったりした空気感で、憎しみを深めながら、お互い場所は動かず、頭も下げず、年だけ重ねて行くんだろう。。
友達んとこ突然飲みに寄った時、運転手どうしてた⁇食事できた?どこで寝たの?寒いだろ、お前も 部屋に入って温まれよ!…身内になるとこーいう気遣いなさすぎなのが発端であると、日本の主婦はこちらから叫ぶ。トルコ人男子の男尊女卑気味なハートに刻んだ誇り、日本人男子に通ずるものがあって、やなんだけど。

横溝正史的か、ドラゴン・タトゥーの女の2だっけ、みたいな地方の暗めな独特世界観ー、、思い出しました。
maayan

maayan