ルーシー

アメリカン・スナイパーのルーシーのネタバレレビュー・内容・結末

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

前から気になっていたので、Netflixで視聴しました!

主人公が国家を守るという信念のもとSEALDsを志願し、幼少期から培ってきた射撃の腕を評価されて戦地に赴きます。
当初は戦地で女性や子どもを射殺することに違和感を感じるも、「国家を守る」という写真を貫き、国家のために猛進していきます。
その過程の中で2人の子宝にも恵まれますが、帰国後も戦地のことを考え、心が休まらない状況が続きます。戦地で負った怪我で命を落とした同僚の仇を討った後、一線を退きますが、元軍人の支援に出かけた時にその元軍人に射殺されて命を落としてしまいます。

今まで被害者側から見た戦争映画を見たことがありますが、加害者側からの視点で描かれた戦争映画は初めて見たように感じます。(戦争に被害者、加害者という概念もおかしいのかもしれませんが…)
戦地で勝ったとしても心の傷は深く、負傷兵の様子を見ると、改めて戦争が残す悲惨さや残酷さを痛感しました。
国家を守りたいという一心で戦地に赴き、退役後も軍に奉仕する中で、支援先で命を落としてしまうことは本当に皮肉なことだと思いました。
ルーシー

ルーシー