小道具の人形。もともとは文明側に属する人工物だが、最初に登場するとき泥に汚れて紛失されこれから迫る危険を暗示する。後半では役目が反転。「壁」を越えると人形はよるべのない荒野で娘の生存を示唆する唯一の…
>>続きを読むイースタンプロミス、ヒストリーオブバイオレンス、インディアンランナー、カリートの道、グリーンブックのヴィゴモーテンセンが主演・制作・音楽を担当。
舞台は1882年のパタゴニア。アルゼンチン政府軍に…
ロケーションが、本当に綺麗。美しい広大な風景に加えて、晴れ渡った天気の良さとか、陽の当たり具合とか、不思議な空の色や雲の流れとか、風の動きとか、自然の奏でる音とか、すべて合わさった完璧な映像美。リア…
>>続きを読む終盤の展開を少女の夢として捉えるか父親の果てなき予知夢として決着付けるか。迷い込むヴィゴ・モーテンセンの身なりが最後まで整いすぎているのが気になるが、リサンドロ・アロンソは人物(キャラクター)を深く…
>>続きを読む賽の河原から、現代までのロードムービー。
絶妙な不可思議さ加減。
ラストで娘が、拾った人形を
池に捨てるところが好きかな。
…父と娘のハナシではなく、少女と犬のハナシだったりしたら、それはそれ…
正方形に近い画面サイズと固定カメラ、尺の取り方、音。
全てのシーンがまるで絵画を切り取ったかのようで、これでもかっ!と見せ付けられる。
夜にヴィゴが石に寝そべっているシーンなんかはポスターにして部屋…
ヴィゴ・モーテンセンがパタゴニアの大地を彷徨う…何とも摩訶不思議な作品としか言いようがない。
荒野を娘を探す大尉の話だが、幻想的なエピソードを見せつつ、突然突き放される様なラストが待っていて…いわゆ…