約束の地に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 4ページ目

「約束の地」に投稿された感想・評価

枠の角が丸みを帯びているせいでこの美しい世界は自分のものにはならないんだというもどかしさと隔たりを常に感じさせられながら観てた 決して立ち入ってはならない異世界だった
nousagi

nousagiの感想・評価

3.8

舞台は1882年パタゴニアの荒野。
異国の地で消えてしまった娘を探すディネセン大尉の孤独なロードムービー。

まず最初に驚いたのは、スクリーンの四隅が丸くなった変形スタンダード。幻想的な世界を覗きこ…

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1882年、デンマーク人のディネセン大尉は、溺愛する一人娘インゲボルグを連れてパタゴニアにやって来た。彼はアルゼンチン政府軍による先住民を一掃する作戦に参加していた。そんなある日、インゲボルグが野営…

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よくわからんが面白い。ただこうやっとけばシネフィルに褒められるんでしょ? と先回りしすぎており驚きはない。
隣に座ってたおじさん、
予告編からずっとずぅっと爆睡して、結局最後まで起きることなかった。
その席は最後列のど真ん中というベスポジなのにね。
BATI

BATIの感想・評価

3.2

タルコフスキーを観ているかのようだった。難解で解説が必要な部分はあるが、見終えた者が各々の物語を思索すればよいのではないだろうか。

パタゴニアの荒涼とした大地と泉は美しく語ることさえ無意味に輝く。…

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このレビューはネタバレを含みます

四隅の角が丸い正方形の35mmフィルムで撮影された映像が独特で、遠景での描写が多く風景と動く人物を切り取る様はテアトル的でもある。
原題の「ハウハ」は神話の理想郷のことだが、パタゴニアで先住民掃討の…

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探しても見つからないのなら、世界のほうから語りかけてくるのを待つべきだ。
異なるふたつの世界は時に交差し、それぞれの一部を反映しあうように存在している。
ゆず

ゆずの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

主人公は、先住民の討伐作戦かなにかに参加している大尉、ディネセン。預けられる人物も居ないのか、そんな危険そうな旅路に何故か15歳の娘、インゲボルグも同行させ、荒野を移動していた。ある夜、ふと目を覚ま…

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エディ

エディの感想・評価

3.7

ロード・オブ・ザ・リングでアラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンが、制作、主演製作だけでなく音楽までてがけた不思議なロードムービー。完全な自己満足で自慰的な作品だが、確信犯的な自慰作品なのでこれはこ…

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