ヴィゴ・モーテンセンは大作にも出ているが、独立系やインディーズも同じくらいに出まくっている。
こういった哲学的な作風は本人も好みらしく、数作見受けられる。
ただし見る側を選ぶのは間違いない。
先住民を討伐のため旅していた大尉とその一行。
旅の過程で娘が姿を消し、それを探しに父親は荒野を彷徨う。
取り立てて大きな衝撃やアクションなど何も起こらない。
むしろ本人の内面だったり自分の意義などを訴えかけてくる。
そしてたどり着いたのは地上の楽園。
ビックリするぐらいカメラが動かない。
ここまで静けさのある映画は中々お目にかかれないが、好きな人もいるだろうしそういう人は満足できるのかも。