フランケンシュタイン、原作を読んだことがなく、恥ずかしながら怪物くんに出てくるポップなやつの印象が強かった。（しかし改めて怪物くんのモンスターたちはオリジナルの恐れを見事に取り除いたんだなあ）ジョニー・リー・ミラー怪物版観る。
ダニーボイル演出、冒頭の照明がブワンって煌々と照らされるところから迫力がある。歯車の列車とか線路に芝生が植るところとか、ロンドン五輪の開会式みがあった。この作品の音楽もまたアンダーワールドが担当。両役チェンジして演じさせることで境界線を問う仕掛けはオーソドックスだけどこの作品には有効だと思う。
NTL初期ということもあるのか、カーテンコール以外はそれほど客席も映らず、舞台を追体験してるという感じは薄かったかなあ。冒頭のざわざわ感とか幕間休憩とか、擬似なんだけど劇場感をこのシリーズに求めていることに気づくなど。
