このレビューはネタバレを含みます
BC博士版。
あれ、こんなに現代に通じる話だったのか…と観ながら度々驚いた。
2人ともイメージにあってたんだけど、逆版も見たかったね…日程合わなかったよ…。
BCクリーチャーちょっと想像できなくて。
科学で「生き物を(人を)創造する」とは。子供を作る人間の営みとは違うのか。
人間は生死の境を越えられるのか。(神になれるのか。)
醜悪な見た目を理由に迫害される。
誰かから愛されることに絶望したら。
(頼んでもいないのに)自分を創った(産んだ)親に捨てられたら。
復讐に燃える一方で、実際はただ愛してほしかっただけ。そしてそれに気づくのは失いそうになった時。
博士の女版クリーチャーを作らない判断は正しかったのか。
本当に人里離れた場所にい続けるのか、女版をちゃんとコントロールできるか懸念するのは勿論正しい。
一方で、創った自分さえも愛さないのに、無責任ではある。
どちらも正しいから、こういうのを未然に防ぐために科学に倫理は必要なんだ…好奇心だけで進めると、成果は出ても取り返せない何かも起こりかねない。
2人とも、役から抜け出せなくなるのではないかと思うほどの強烈な演技。
衣装何着あれば足りるんだろう…すぐボロボロになってしまいそうだったよ…
カテコでお辞儀する度にフード被っちゃうベネはかわいすぎましたね。