「うちからのプレゼント、うちのあこの毛です。毛が背を守ってくれるって言うてたでしょ?」
「一本でええねん、こんなようけ…痛かったやろ…?」
「アホンダラ!うちを誰やおもうてんの!大阪 新世界 ぜいろく会 若衆 松田天のイロ、夏やど!」
「錦三さん、よか舎弟ば持って、昔のあんたにそっくりばい」
たまたまアマプラのオススメに何故か出てきたこちらの一本、原作読んだこともないけど、ジャケに写る主人公 ダボシャツの天の強烈なビジュアルに惹かれて。
ワルに憧れるチンピラ 天
天を演じた川谷拓三を始めとして、
看守役に小林稔侍、ヤクザ役に志賀勝など、メインと脇を固めるのは、名脇役集団「ピラニア軍団」の面々。
(ピラニア軍団: 東映所属の大部屋俳優を中心に結成。映画・テレビドラマで斬られ役・殺られ役・悪役・敵役を演じた俳優たちの通称)
ヘッポコのくせに格下相手に強がってばかりだし、田舎者の夏を騙くらかす天がめちゃくちゃかっこ悪いんだけど、なんだかんだ人情味溢れる天を嫌いになれない。
コッテコテの展開と人情味溢れる昭和のBGM、進みそうで進まない展開にちょっとヤキモキしつつも見守る物語。
若かりしあき竹城のまさかのポロリ…!当時30歳!お胸が綺麗でビックリ…!
抗争が始まってからのナレーションがすごい一本調子でビックリする笑
手に入れた出刃を持って振り回すも、慣れてなくて失敗ばかりの天。九州の抗争では下っ端構成員相手に結局ビンタや引っ掻きなどのキャットファイト。
夏八木勲扮する錦三との腐れ縁かつ宿敵役で美味しいところを持ってく室田日出男、渋いのぉ。さすがですばい。
……で、あんなにかっこよく戦ってたのに、雷ピカー!からのドリフ爆発的展開にポカーン(´⊙ω⊙`)んなアホな
壮絶にグダグダなキャットファイトの末、「怖かった〜〜(´;Д;`)」ってシクシク泣いてた、ゴリラ顔にパンチパーマの下っ端キヨシに、同じテンションでシクシクしながらも、「お互い無事でよかったやんけ!これからや!」って言う天
2人の間には熱い友情が…!なんかホロリ
ヤーさんもみんなドキドキしながらお勤めしてはるんやなぁ。。
ど根性、明日があるさ!