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転校生のkuuのレビュー・感想・評価

転校生(2012年製作の映画)
3.5
短編映画 『転校生』 2012年 20分

人生は長い。そんな道程の中で、誰しも限定的に他者との一期一会を感じあう経験がある。
そないな刹那的な話かな。
心に灯がともって、ちょいホロリと😢くる演出かな。
まぁ私的ながら、作中に使われてるパッヘルベルの『カノン』てのは小生の想い出でもありやす。
この『カノン』は10歳を境に糞貧乏生活を強いられたちょい前にガットギターで覚えた曲でもあるし、ホロリは贔屓目かなぁとは思います。
まだ、覚えてっかなぁと軽く録音してみましたが、テレビつけっぱでノイズが入りまくり、耳障りかも知れませんが、貼り付けときますのでお時間がある方はどうぞ。

https://linksharing.samsungcloud.com/yROoieVZ2rIK

カノンロックて少し前、結婚式とかで流行ったけど。やっぱ『カノン』はベタやけど胸が温かくなる。
『ついてくんなよ』
ってセリフが多いけど、各々の登場人物の
『ついてくんなよ』てのは意味合いが違ってる。
最後に云う『ついてくんなよ』の言葉だけは恋々とするなんとも云えないふたりの淡い想い感じたかな。

あらすじ  YouTubeより抜粋
容子はクラスで居場所を失くしていた。
そんな時、 転校生のリサがやってくる。 リサは最初の挨拶で、『誰とも仲良くなれない』とクラスメイトたちを突き放す。
容子は、そんな不思議なリサに惹かれていく。
映画はこちらから観れますよ↓

https://youtu.be/UPP018kEk58


出演:森川葵 増田璃子 藤原倫己
監督・脚本:金井純一

主演 森川葵 コメント
あの頃のまだ純粋な私がそこに写っていて、いいのかな。
これ、無料で観せちゃっていいのかなって心のどこかで思ってます。
今自分でみるのはとても恥ずかしいけれど、今だからこそあの頃の私から教わることも沢山あるはず。
これをきっかけにもう一度見返そうという気持ちになりました。
また皆さんに観て頂ける機会があることを誇らしく思います。
どうか皆さんに何度も観に来て頂けますように。
監督金井純一 コメント
自分の作品に対して傑作と言うのもどうかしてると思いますが、この作品は傑作です。
恐らく監督として今後一生言わないと思うので、この際言ってしまいました。
『転校生』は2012年に制作して以来、映画祭やイベントで毎年上映機会があり、広く長く愛されました。
見返してみて、魅力というのは生み出すものではなく、切り取るものだと改
めて思いました。
10代女子の、あの頃にしかない無垢な魅力と、切なさに溢れた作品です。
ぜひ見てください。
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