ニャーロフ

囚われの美女のニャーロフのレビュー・感想・評価

囚われの美女(1983年製作の映画)
2.0
初ロブ・グリエでこれを観てしまった。ストーリーはVRで何かやってるループ構造。オカルトと思ったらSF展開でビックリ。
主人公の胸毛がのり弁のようで官能的。マンディアルグの小説をモデルにした映画「あの頃にもう一度」に出てくるオートバイ少女レベッカを思い起こさせるサラ(ボス)とセイレーンみたいな容姿と歌声を発する車椅子に縛られた少女がとても印象に残る。サスペンスとして検証しようとしたが無意味なのでやめた。マグリットは小道具程度で物語とあまり関係ない。全体的にエスプリ効きすぎて理解不能。