ドキュメンタリーなのかドラマなのかわからないが、とても淡々としていて、正直観ているのが辛い退屈さがある。
「ミニマリストの生活」ならではの工夫して生活する様子をがみたかったのだが、延々と何もないシーンを観させられる。
毎日1つ持ち物を取り戻せる、と言う企画だが、10個目くらいで「これ以上道具はいらない」とか企画ぶち壊しにするようなことを言い出して、途中から道具を取り出すシーンはなくなっていく。
代わりに仲良くなった女の子が自転車の鍵を無くした、などの全然関係ない話を延々観させられる。長い。
人は変化の無いものを見ていると体感時間が延びていくそうだ。本作は80分映画だが、4時間くらいに感じた。辛い。
本作を翻案してエンタメに寄せたのが『100日間のシンプルライフ』だが、あちらの方が見やすい。
ただ、どちらの作品も「毎日1つ持ち物を戻せる」という企画自体は割と序盤でどっかいってしまうのだが。