ユカリーヌ

365日のシンプルライフのユカリーヌのレビュー・感想・評価

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)
3.3
【過去に観た映画】2014.11.22

失恋をきっかけに、「モノ」について考え直す男。

部屋の中のモノを全て、倉庫に運び込み、1日1個だけ、持ってくる。
新しいモノは買わないというルールを決めて、本当に必要なモノを見極めるという試み。

真冬の中、全裸でスタート。

えっ、ソコからっ!と思うが、
男がまず何を選びだしていくかを見守る。

モノが無いと人はいろいろ工夫したりする。
電化製品や通信機器が無くても、なんとかなるものである。

そうやって少ないモノの中で、
いるものといらないものを感じ取っていける。

そんなバカな試みをする男に
友達、新しい彼女、親兄弟、祖母も関わり、男へのヒトの想いも知っていく。

“モノより思い出派”の私。
モノに執着しない、
形に残らないモノにお金を使うようにしてるが、
やはりモノはあふれている。

自分が死んだらゴミになるものはどんどん処分して行こうと思う。

モノもヒトも自分が抱え込めるものだけで
生きていけるものなのだ。
ユカリーヌ

ユカリーヌ