このレビューはネタバレを含みます
2020年のGWは新型コロナ感染拡大の影響を受けて忘れられないGWになるでしょうが、
この、ゆるいけどメッセージ性のある映画を見るには、このGWがベストではなかったかと、我ながら感心する。
1時間30分しかないのに、3日に分けて見てしまったよ。
決してつまらないということではなく、
ただゆくるて、日をまたいでも見れそうで。
考えさせられますね。
今の世の中は多くの人がモノに囲まれて生活しているだろうし、モノがどんどん優れていってるから、モノで解決できることも多いし、持っているモノがそのヒトのステータスになったりするしね。
言ってた通り、生活に必要なモノは100個だとか。次の100個は、『生活を楽しむため』だとか。
確かにそうだと思ったし、その方が、人類にも、環境にも良かったりするのかも。
(そこまでのメッセージは映画に無かったけど)
誰といるか、誰と過ごすか。
モノがあって不自由無い生活をしていた彼も、
モノは無いのに彼女ができて、生活に彩りが増えた感じをうまく描写していた、彼女ができたら音楽もジャズなんて流れちゃってさ。
友達いっぱい出てきたけど、のんきだったなぁ、よくも彼のためにあんなに時間をさいて付き合ってあげるよね。笑
おばあちゃん、体調を持ち直してよかった。
孫が見たいよね、そうだよね。
アラサーの身としては刺さるよばあちゃん。
最後に、彼女の顔についてだけど、
彼の顔が結構インパクトある顔だったから、彼女の顔は映さなくていいなぁ(見たく無い、なんか釣り合わなそうで)と思っていて、ずっと彼女の顔が出て来なかったから安心してたんだけど、
最後に出てきたね。彼女。
思いのほか、彼とお似合いで、
それもあいまって『なんかめっちゃ素敵やん!!』ってなったわ。
あの彼女の顔の人選はめっちゃ重要だったと思う。最後の最後に『えっ、こんな感じだったんだ。なんか思ってたのと違う』ってなって終わるのとは大違いで、めちゃ良かったわ。彼が幸せそうで嬉しいわ。
あんな汚い倉庫についてきてくれる彼女。
素敵やん。