ミエーレの作品情報・感想・評価

ミエーレ2013年製作の映画)

Miele

製作国:

上映時間:96分

4.0

『ミエーレ』に投稿された感想・評価

尊厳死という重いテーマを緻密で繊細な映像を重ねる事で観る者の心に染み込ませていくような演出が素晴らしい。主演のジャスミン・トリンカも魅力的です。
2020/12/4 2020イタリア映画祭

このレビューはネタバレを含みます

死ぬ権利について。心の死を扱っているのが興味深い。
イタリアの街並みは品があって美しい。
PaperCup

PaperCupの感想・評価

3.5
短髪のジャスミンさんがイタリアのシャーリーズ・セロンみたいでカッコよかった。しかし、モータルで不健全な映画や役柄ばかりやっている気がするジャスミンさん…ヴァイタルで健全な方向には興味がないのだろうか?

素晴らしすぎた。

末期患者を自殺幇助するビジネスに携わる女性と自殺願望のある男性の話。
サスペンスっぽかったりシリアスな内容を覚悟してたけど、まさかこの2人の関係に泣かされるとは。

観終わった後…

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いち麦

いち麦の感想・評価

4.0

イタリア映画祭2020 オンライン配信。生業としていた自殺幇助の自己戒律を崩されたことをきっかけに、何もかもをグリマルディに変えられていくイレーネ。あたかも命を吹き込まれていくかの様なその過程が恋…

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kazue

kazueの感想・評価

4.0
生が生で無くなった時
その時は尊厳死したい
とは思っても自分だけの問題では無いし
また自分のまわりがそうなった時の決断とか
考えたら涙が流れる
とても難しい問題

人の生き死にとしっかり向き合っている誠実さが凝り固まった何かを解してくれる。死を映す事で生を照射してみせるヴァレリア・ゴリノ菩薩説が自分の中で確定。
気流に支えられるモスクの円天井のショット、武田鉄…

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Clara

Claraの感想・評価

3.6

非合法だと知りつつも、回復の見込みがなく、尊厳死を望む末期患者に対して、自殺幇助をしているイレーネ。
毎度メキシコまで足を運び薬を調達する。
ところがある日、健康だが自殺願望のある男性に、何も知らず…

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yuria

yuriaの感想・評価

4.2

初監督作品らしい瑞々しさに溢れながらも俳優人の演技や扱う題材にもはや若さを感じさせないのは、監督がイタリアの名女優ヴァレリア・ゴリノだからだろう。死と葛藤が上手く青色によって表現されていて、人の死に…

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tosique

tosiqueの感想・評価

4.4

このレビューはネタバレを含みます

イタリア映画祭で観ました。
ミエーレ(イタリア語で蜂蜜)と
名乗り末期患者などに劇薬を販売するイレーネが、ふとしたきっかけで全く健康な老人に薬を渡してしまう。そこから老人との交流を通じて、人助けのつ…

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