片腕ファルコン

沈黙の処刑軍団の片腕ファルコンのレビュー・感想・評価

沈黙の処刑軍団(2013年製作の映画)
2.2
主演作としては初の悪者…裏社会を牛耳る大物役なのがまず意外!さらには毎回の同じ顔でシリーズを混乱させるのが見所の一つでもあったのに…今回しっかりとした髭を蓄えて、見た目はドン・フライを瓜二つ。ここへ来て完全なイメチェンを図ってきました…!!

そしてアクションは若手に任せて自分はあまり動かなくなってきておる…いよいよ引退ですか。。(と言いつつ、この後も定期的にリリースされておりますが)

ストーリーの大筋はマフィア同士の抗争なのですが…まぁドイヒーですよね。セガールが信頼する百戦錬磨の若者を刑務所に送り込み、ある囚人を殺す指令を出すんだけど、、ライバルのギャングの嘘の助言で違うターゲットを殺してしまうという。。それでオトシマエとして若者をは両手をハンマーで砕かれて使えなくなってしまうという…。これにて、セガール一派から離脱。
その後、そのライバルのギャング達との抗争が激化して、結局、この若者の力を借りるという…。
しかも使えなくなった両手は、知り合ったダニー・トレホの直伝サソリの猛毒によって復活するという漫画でもなかなかない展開!

結果、主人公はこの若者だったのかも知れません…。
いよいよ無敵のセガールもスタローン的な役回りになってきたという事でしょうかね…。
全くもって面白くはなかったですが、色んな意味でターニングポイントとなった作品ではないでしょーか。。