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沈黙の処刑軍団のspwのレビュー・感想・評価

沈黙の処刑軍団(2013年製作の映画)
2.0
セガール氏演じるアレクサンダーがマフィアのボスだが、様々な組織がカネや権力を巡ってセガール氏の配下にあったりコバンザメ状態になっている中で、「アイスマン」という黒人ギャングがアレクサンダーと対立する。

冒頭でセガール氏が過去を回顧するように話し始めるという無駄にカッコつけたカタチで物語が始まるが、内容はというと、組織も登場人物も多くて力関係がわかりづらい。
敵対する組織「アイスマン」のボスの動きがおじいちゃんのようで、アクションが全然ダメ。足上がってないし。「俺たち流」って結局は何なの?
複雑骨折して再起不能になった両腕がサソリの毒2種類で数時間で回復って、それはないでしょ。一気にフィクション感強まりました。

今作こそは面白いかもしれないという思いで観て、ことごとく裏切られた沈黙シリーズの鑑賞は最後にしようかな。


あ…ありのまま今 起こった事を話すぜ!
『治療の達人かと思ったら ただの素人だった』
(中略)
ギャグだとかネタだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
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