LAタイムズは本作を「これはアートハウス版ゴーン・ガールだ」と評価しています。
ゴーン・ガールがサイコとサスペンスでもって観客を突き放し、夫婦の有り様をこれでもかと客観視させるドラマであるなら、フレ…
見たあといろいろ考えながら、めちゃくちゃジワジワきてる、おんもしろいなー! たくましくて優しくて頼りになるキラキラな男性幻想を抱いてる女性諸君は絶対見るべき映画。そういう理想を完膚なきまでに破壊して…
>>続きを読む8/1 猛暑の中映画館という場所この映画のタイトルと2つの意味で涼んでこれた。
これは面白い!!友人がハネケっぽいらしいよと言ってマジですかい!と覚悟して観に行くと、劇中に漂う不穏さが確かに!だっ…
もし家族に危難が襲ったら、夫は家族を助けるか?この質問は夫婦にとって、開けてはならぬパンドラの匣なのだ。そして、その匣を開けてしまった夫婦の話がこの映画では描かれる。
何が大変って、この問いには落と…
冒頭 家族写真を撮るシーンからこの映画は はじまる
カメラマンがポージング等の指示を出して家族を演出するこのシーンが 映画本編で次第に崩壊していく家族の人工性の象徴になっている
ヴィヴァルディの夏が…
言葉に表せない「気まずさ」を巧みに描くことに成功している。長回しや象徴的なモチーフ、後味の悪さ等ハネケ映画に近いような印象もある。雪原をキャンバスとする点在した機械や乗り物群は抽象画のよう。ラストは…
>>続きを読むかなり好き!社会の体裁だけはよいが薄っぺらい大人の男の本質を、思いっきり笑い飛ばしてて気持ち良い。一方でダメ男でも誰でも本質は弱いものよね…と、人間愛に溢れた洗練されたストーリーと、映像の美しさにも…
>>続きを読むFredrik Wenzel