うーん、これは最後まで観続けるのなかなかキツかった。雪崩の時は妻のみならず、男の子がパパー！って叫び続けてたのにそれも耳に入らない程テンパったんだとしたら、それはそれでダサ過ぎるし、子供も傷ついてるよね…。妻(母)は「子供の命に関わったかもしれない夫の過ち」は一生忘れられない。その上、妻の誇張話ということにして妻を貶め、自らの非も認めないのは二重の罪。最後ようやくパパも壊れて泣いて自分の弱さを認めたけど時すでに遅し。「非を認めることは男の估券に関わる」の子供っぽい態度は、虚勢張らなきゃ生きていけないエリート男性あるあるの哀しい性質か？でもそんなものを捨てられないが故に家庭の平和はぶち壊されるという哀しさ。男女同権のようなスウェーデンでさえ、妻はあんな風に夫に言いたいことをストレートに言えず我慢するんだってところもなんか色んなことを示唆してて、女性の私としては観てて苦しかった。
