フレンチアルプスで起きたことのhitujinopooのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・スクエアの監督だったのですね、知らずに鑑賞。
ザ・スクエアの方はハマらなかったけど、こちらはバチバチにハマった、めちゃくちゃ面白かった。
この究極の問いに出会ってしまったらもう最後って感じの作品ですよね。
どんなカップルも破局してしまいそうだが。
これは特に結婚している人には勧められない映画だわ。
一目散に逃げたのは咄嗟の本能として仕方ないとして、家族にあんな情けない格好悪い姿見られた旦那がある意味一番可哀想というか。
嫁も子供もドン引きで威厳ゼロw
もう取り戻せない。
今まで何だったんやねん、みたいな。
これからの家庭生活どうすんの、って。
ほんとに家庭人としての危機であり、家庭人としてのアイデンティティの危機。
最後、嫁の仕掛けた茶番で威厳やら何やらほんとに取り戻せたのかな。
ある意味なんかますます可哀想な気が。
最後の最後のシーンで逆に嫁が一目散に逃げてるし。
人間性よw
よく考えたら、こっちのが、は？てなるかも。
旦那のは本能だけど、こっちはそこまで危機的じゃないから人間性の問題な気がする。
子供置いてってるし。
おい！w(笑えんが笑える。)
皮肉強すぎ、ほんま意地悪い。
視聴者として客観的に観てるからすごい皮肉として笑ってられるけど、誰にしてみても他人事ではない話だから、やはり後味は良くは無い。
それだけに刺さるから、やはり映画としてかなり面白いと感じてしまう。
最新作の逆転のトライアングルも観てみたくなった。