【「ある視点」が無いので】
私とはあまり相性の良く無い『カンヌ国際映画祭「ある視点」部門』受賞作品ですが、怖いもの見たさにまた手を出してしまいました。
自分の非を認めることが出来ない夫と、ぐちぐちと責める妻。これを見せられて何が面白いのでしょうね。
終盤、夫が威厳を取り戻すエピソードがありますが、そもそも雪崩で怖い思いをしたのにあの場所に行くというのがリアリティに欠けます。そこで大団円にせずに、さらにもう1エピソードと思いきや、いきなりのエンドロール・・・。
やっぱり私には「ある視点」が無いようで、さっぱり意味がわからず終いでした。