ツイ・ハーク監督による、怪奇ロマンミステリー第二弾！先日、レビューした『判事ディー』シリーズのエピソードゼロになります。
神出鬼没な謎の半魚人や、海に潜む魔王シードラゴンと、判事ディーたちの死闘を描いた作品です。
ホラー要素が強い、妖怪退治を描いた作品です。前作では、アンディ・ラウが主演だったのですが、今作では台湾の若手俳優のマーク・チャオにバトンタッチしてます。
恐らく3Dで公開されたと思われる演出が多く、やたら武器などが画面に向かって飛び出して来ます。『シェイプオブウォーター』を思わせる半魚人の悲恋も見ものです。
香港のスピルバーグこと、ツイ・ハークらしく荒唐無稽極まりない演出の数々で、アクションにホラーにコメディにと、まるで往年の香港映画を思わせる娯楽大作に仕上がっています。
ヒロインのアンジェラ・ベイビーの妖艶たる美貌も見もの！
ラストは海の上で、馬が暴走すると言ったハチャメチャな場面もあります。
アンディ・ラウが出てないのが、少し残念だけど、中華ならではの壮大なエンターテイメントに仕上がってました！ちなみに続編も第三弾まで製作されています。
モロにCGとわかるのがちょっと残念。笑
トニー・レオン夫人の、カリーナ・ラウが女帝役で出演していて、80年代は可愛らしかったのに、今や貫禄出過ぎていて、紅白の小林幸子ばりの迫力がありました！爆笑
