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ソウォン 願いのsのレビュー・感想・評価

ソウォン 願い(2013年製作の映画)
4.0
見るのはとても辛い作品。約2時間ずっと涙が止まらない。

とてもとても酷い事件に巻き込まれ、一生消えない身体と心の傷を負った8歳の少女とその家族。傷を負った一家の再生が描かれている。
怖がらせてしまうとココモンの着ぐるみを着てソウォンを見守り、励ます父親の姿が堪らない。それと一家を支える友人や、地域、学校があって、、。男の子がずっとソウォンのことを気にしてて家に帰ってきた日、「一緒に学校に行こうと誘えば、、」と泣き出した時は胸が熱くなった。
ソウォンが笑顔でいてくれる、とても大きな傷を抱えながら、家族や友人に囲まれて生きていて欲しいと願う。

"辛い目にあった人が笑顔でいるのは、周りの人につらい思いをさせないためだ。"

こういう作品を見るといつも思うけど、日本のマスコミも大概だけど韓国のマスコミは酷いなと思う。作品の中の演出なのか、実際はここまでではないのかは知らない。けれどあそこまでデリカシーも配慮も無く押しかけてカメラを向けるなんて理解し難く、腹立たしい。

これは2008年に実際に起きた通称ナヨン事件(チョドゥスン事件)が題材。
実際の犯人も酒に酔い心身微弱が考慮され懲役12年、2020年にはもうすでに釈放されている。あまりにも刑が軽すぎるし、酒に酔ってたことが理由で減刑されるなんて到底理解出来ない。酒で自分を制御出来ないなんてクソ喰らえ、一生飲むな。
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