【第62回カンヌ映画祭 カメラドール】
『スウィート・カントリー』ワーウィック・ソーントン監督作品。カンヌ映画祭でカメラドールを受賞、アカデミー外国語映画賞ショートリストにも選出された。
同名の戯…
音とか音楽の編集?が面白いということで観ました
思ったことは、オーストラリアは個人個人の差別意識より社会構造的がアボリジニに差別的/不利ということと、白人(有利な人たち)でも割と簡単にホームレスにな…
オーストラリア。アボリジニの村で暮らす少女は祖母と2人で暮らしていたが、祖母の突然死によって村を追い出される。横には好意をアピールしていたガソリン中毒の少年も常にいっしょで———アボリジニ出身監督に…
>>続きを読む《三大映画祭週間》台詞少なく映像詩のよう。現代アボリジニの貧困から脱せぬ生活を考えさせられる。自由奔放は不十分な教育と慣習や思考を容易に変えぬ意固地さの裏返し…善悪とは別の次元でも歯痒い。少女の変容…
>>続きを読む珍しいアボリジニ映画(監督がアボリジニ)。中盤までの乾いて空虚で「真綿で首」な絶望感が素晴らしいが、これを音楽や台詞に頼らずほぼ映像のみで表現する演出力は、率直に中々見事だと思う。
終盤は何か唐突…
オーストラリアのアボリジニ居住区に住むサムソンとデリラ。
サムソンは日々ダラダラとガソリンを吸いながらラリって過ごすダメ男。かたやデリラは祖母と一緒にアボリジニ伝統のドットアートを描きながらなんと…
最後サムソンに向かってデリラが鬼切れするんだけど、「その前に切れとけよ!!」とため息出るほどにデリラが悲惨な目に遭い過ぎ。オーストラリアにおいて、アボリジニーが未だにこう言う扱いなのかってのもため息…
>>続きを読むいやぁー、ほとんど台詞がないのに感情に訴えてくる映画でした。なんか文明社会に慣れきっている自身が、考えさせらせました。サムソンとデリラが不器用なんだけど、純愛っぽくってよかった。
サムソンがデリラの…
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