スポーツクライミングのスーパースター、デビッド・ラマが、仲間と共に超難関パタゴニアセロトーレへのフリークライミングでの世界初登攀に挑む姿に密着。
映画はチームの日常の様子や他のクライマーのコメント、疑惑の登攀記録やスポンサーとの関係なども交えつつ進むのだが、こういった登山場面以外のエピソードもよく効いていて、偉大なチャレンジを大いに盛り上げてくれる。
そして肝心のフリークライミングのシーンだが、これはもう圧巻、ただただ圧倒されるのみ。言葉を失ってしまう。
デビッド・ラマさんはこのチャレンジで自分は「クライマーからアルピニストになった」と仰られましたが、私は貴方を見てクライミングファンになりました。
デビッド・ラマ。登山家。2019年4月16日。カナダの雪山で雪崩に遭遇。永眠される。
ご冥福をお祈りします。