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野良犬たちのbluemercenaryのレビュー・感想・評価

野良犬たち(2014年製作の映画)
3.4
取材情報で相手を強請る一方で、賭博にのめり込み多額の借金を背負ったユジョン。
先輩記者ヒョンテの妻から不倫解消を告げられたユジョンは激高。
殺人も厭わぬ覚悟でヒョンテに会うべく彼の取材先に向かった。
目的の村に着いたものの車は故障し、止む無く滞在する事になる。
誰に聞いてもヒョンテの事など知らないと言う。
村には病気の母親を抱えた夜盲症の娘ウンヒがいるのだが、彼女を巡って夜な夜な不審な行動を取る村人たち。
ヒョンテの件も重なって、不信感の募ったユジョンは行動を起こすのだが・・・・・

圧倒的弱者を目の前にして、更に尊厳を踏みにじる村人。
人間としての理性は無い――野良犬たち

「えっ、マジで!?」
ユジョンの嗅覚が事件を嗅ぎ付ける――パパラッチ記者の本能

「よもやヒョンデも?」
ウンヒを救い、事件を公にする決意―――記者本来の矜持が蘇る。

割と逡巡が少なかったところは人間的には正解、ドラマ的には?
行動を起こした後は韓国映画的展開。
あっさり過ぎる収束は何だかなぁ。

2012年の韓国で実際にあった暴行事件を映画化した作品。
まさか映画のままの事件ではないでしょうが。
そのままだったら・・・・・・・いやー(恐)(驚)
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