まきまき

ぼくを探しにのまきまきのレビュー・感想・評価

ぼくを探しに(2013年製作の映画)
4.0
伯母たちのダンス教室でピアノを弾くポールは、幼い頃に両親を失ったショックで話せなくなったまま、33歳になった。ある日、同じアパルトマンに住むマダム・プルーストに出会い、勧められた不思議なハーブティーを飲んだとたん、ポールの頭の中に赤ん坊の頃の幸せな記憶が甦った。優しくて美しいママとプロレスラーで乱暴なパパ。なぜ両親は亡くなってしまったのか?自分の記憶を取り戻すため、マダム・プルーストのところへ通うようになるが、予想外の真実が待っていた。

映像が綺麗で、特にマダム・プルーストの部屋が植物と共生しているこの世とは違う別世界のようでした。(ちょっと大げさかも、笑)
両親の死の真相を知ったシーンは今思い出しても、目頭が熱くなります。それまでが幸せだった分、あっけなく幸せが消えてしまったので。