べーぐる

郊遊 ピクニックのべーぐるのレビュー・感想・評価

郊遊 ピクニック(2013年製作の映画)
4.5
生きる為の生活と生活をする為に生きるという事。生活の上で突き付けられるもの、いつの間にか吸い取られていってしまうものそれらが時折嵐のように押し寄せて虚しくてたまらない。
それでも人は何かに思いをぶつけたり何かに心を揺れ動かされながら現実からひと時の逃避しそしてまた現実という道を進むしかないのかもしれない。
観る者に全てを委ねられた無限の余地のある沈黙。まさにツァイミョンリャンが目指した消費されない映画だ。
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