シャオカンの成長に感動
少ないながらもそれでも子供達と言葉を交わすシーン
格差をまじまじと痛感し前にも後ろにも行き詰まってしまった瞬間、
今まではスイカやなにかに八つ当たりすることはあってもあんなに…
台湾の内田裕也ことツァイ・ミンリャンの商業作品引退作。本作も商業作品とのことですが、いつも以上にエンタメ的な要素はゼロで、完全なるアート作品でした。
本作は初期作品に比べると極限まで研ぎ澄まされ…
前半は見やすかったんだけど、だんだんファンタジーっぽくなっていって、ついていけなくなった。
お父さんが看板持ちして、親子3人でお弁当を外で食べて、子どもがキャベツを人形替わりにして、トイレで体をき…
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これまたすごい時間の使い方する映画だなと思った。
あの沈黙に見合うだけの喪失感を人生でまだ経験したことがないわ。
細かい説明抜きに表情の演技でぜんぶブチ抜いていく感じ嫌いじゃない。
自分が言うのも…
このレビューはネタバレを含みます
本作のリー・カンションはキャベツに八つ当たりしたり、抱擁したり、相変わらずの変態演技ぶり。
冒頭から切実な状況ながらも、さらに状況は悪化するし、雨漏りも悪化する。
親子3人以外に登場する3人の女…
看板を持った父が公園を横切り歪な建物に向かうロングショットから、娘が人に見立てたキャベツを顔を剥がして貪り食うシーン、その後にすぐ挿入される豪雨の激しさ、蝋燭が光源として空間を支配する誕生日の様子、…
>>続きを読む(C)2013 Homegreen Films & JBA Production