インド映画と言えば歌と踊りのイメージでしたが、これはそういう映画ではなく、静かな流れで主人公が自分の人生を考えて見つめ直す映画です。
インドのお弁当配達サービス良いな〜イラのお弁当美味しそう〜と軽い気持ちで観始めましたが、イラとサージャンのお弁当箱を介した本音の文通のやり取りが素敵で、いつの間にか思いの外観入ってしまいました。
派手ではないストーリーでしたが、人生の悩みを相談できる見知らぬ文通相手から、直接会いたい人へと変わっていく過程が段階を踏んでしっかり描かれていましたので飽きずに観ることが出来ました。
終わり方がぼかした暗示的なもので残念でしたが。
最後は二人は会ったんですよね、きっと。