ある優しき殺人者の記録のenのレビュー・感想・評価

神の啓示を受けて、常人なら理解できない行動を起こす男と巻き込まれる幼なじみと、たまたま居合わせた旅行者...白石監督のこの手のオカルト作品はクセが強すぎるけど、荒々しい剛力で進むように見えて、意外と繊細で優しさある部分を内包するバランスの妙に虜になってる。
パラレルワールドが現実にあるならば、今生で許されがたく、取り返しのつかないことを実行する人への理解は別として、何かの意味はあるんだろうなと思えるものだなと