金柑

ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古の金柑のレビュー・感想・評価

4.2
これ、演劇とか表現関係者以外の人が見たらどう思うのだろう、と思う。興味として。

ピーター・ブルックによる演劇ワークショップを垣間見るドキュメンタリー。1から8まで重ならないように数えるとか、似たようなことをやったことがある。新人訓練の頃に言われていたことをおさらいする気分で見ていた。最近役者をしていないので忘れていたけど、でも確かにその通りだな、とひたすら頷いていた。
感覚に集中すること。想像力と身体の感覚をダイレクトに繋げ一体化させること。

ただ、全ての言葉が人生のことと繋がるというのが私にはどうも分からなかったのだけど。巷で啓発本みたいな扱いされてるのがちょっと分からない。それはまだ私が演劇関係者として未熟だからか、深夜に見て頭が働いてなかったからか。

あと特典のインタビュアーの相槌がなかなかに苛々したのでいっそのこと対談形式にして二人とも映せばよかったんじゃないの。
金柑

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