病気とその恐怖に晒された人間たちの憎しみ合いの社会派な映画
(ほとんどゾンビ映画ではない)
あらすじ
ゾンビウイルスの蔓延後、感染者の脊髄からゾンビ化を一時的に抑制する薬が完成。しかし、長い年月と共に感染者が減り、患者達の抑制する薬の奪い合いや患者達を迫害して殺そうとする過激集団が現れ…。
とても良くできてて考えさせられる映画。
楽しくはないw
一応、病院で働く側からの観点から言うとゾンビウイルス関係なしに、どんな病気でも医療資源が尽きた時にはこうなる。
病気のリスクに晒される人全てに病気に対する正しい教育をする事で偏見は無くせる
また、その病気に対処しうるシステム作りを国がどこまで行えるかが重要❗️
この作品だとゾンビ抑制薬打つのは本人であって、自己中断しててもそれを知る術が政府に存在しない。薬を打っていないが為に隣の人が急にゾンビ化しても全く対処できないシステムとなっているのに、半分感染者の人を社会に放り投げる。
コレ現実だったらイカれてるねw
国が病気を統括できるシステムを作り上げる事ができていたら、まだ救いがあったかもね
そして人間は弱いから、恐怖や罪の意識に苛まれた時、それらと向き合わずに誰かにぶつける事が多いけど、それだけはして欲しくない
ぶつけられた人がまた悲しんでそれを違うところで違う人にぶつけて…悲しみの連鎖
本当に難しい話