ゆき

アルゲリッチ 私こそ、音楽!のゆきのレビュー・感想・評価

4.7
万人向けでないか。
レビューがまとまらない。
タイトルはこれで良いのか?アルゲリッチの娘の思いなので、アルゲリッチ中心だけではないのに。

ピアノを学んでいたから、余計にアルゲリッチの技術の凄さと芸術家肌は知っていたから、色々と思うところはあった。
撮るのは長女。娘ステファニーからの視点、想い。
ブラッディドーター=いまいましい娘…らしい。ピアノの下から母の足を見て、演奏会がある=母がいない時間。

母アルゲリッチはピアノファンなら知らない人はいない超有名ピアニスト!自由で奔放にみえて、練習前にバナナをエコバックみたいなのから出して笑顔で食べるお茶目で、音楽には厳しくて。颯爽と毅然と。不規則な生活。
恋愛も何度か。だが、結婚には向かないとか?
映像の向こうには飾らない母がいる。

父(離婚した)コヴァセヴィチもピアニスト。毎日練習。早起き。整った部屋。鍛錬。ベートーベンが得意。
意外に3人妻、4人の子どもがいるらしい。

以下、アルゲリッチの言葉。
妊娠中の主婦みたいな音!
働き過ぎ。旅が多すぎ。
静かな生活してみたい。
毎日が楽しくない無理している手応えなくおもいしろくない何かがうまく行ってない。

アルゲリッチの初めのチェリストの娘、指揮者デュトワとの娘アニーもちらちら登場。祖母の話も。愛情表現が不器用でいつもサングラスをかけていて、目を見たことがない。

芸術家の子ども。
ゆき

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