私は恥ずかしながらこの天才ピアニストの方を知りませんでした。
それでも、とても貴重なドキュメンタリー映画だと思いました。
こんなに複雑な家庭環境に育ちながら、娘たちは立派に育って、末娘は偉大なピアニストである母のドキュメンタリー映画を撮るという。最愛の娘だから撮れた映像だな。
いいところじゃなくてありのまま、それも心の裏の奥まで映し出して、引き込まれました。もう一度観たいとは思わないけど。
印象的だったところ
1.私は女神の娘なのだという言葉
2.母のファンに噛みついたことがあるという告白
3.とても冷静に母、父、祖母、姉妹、自分の育ってきた環境を見ているところ
マルタ・アルゲリッチを知っていたらもっと興味深く観れたのにな。