初めて観たフィリピン映画。
ジャケットを見てずっと気になっていたのですが、これは当たりといった感じでした!
私の中でゲイの友達を好きになってしまったと言えば「私の愛情の対象」という作品ですが、切なくもポール・ラッド&ジェニファー・アニストンの可愛さ全開なあちらに比べて、こちらは切なさ全開
言いたいけど、言えない
会いたいけど、会いたくない
自分自身の事もよく分からない
数年後の自分は何をしているのか、
どうなっていたいのか
分からない、先が見えない
そうして募りに募った思いをぶちまけた「私のことは愛してる?」の彼女の言葉なんて、あぁもう切ない。切なすぎる。
ベタな恋愛映画よりも好きだなぁ、この作品。
ちょっとアート色のある映像が美しくて、人が溢れ返り、ごみごみとしたフィリピンの街並みに映えるエステラの色鮮やかな赤い髪が印象的
夜眠る前に静かに観るのにおすすめです。