あぁ、この映画大好きだ。
アートが大好きだけど仕事にはしたくないような、できないだけのような そんな距離の置き方とか
ゲイもレズビアンもジェンダーなんて関係なくひとを好きになるエステラが学生時代の自分を美化したようなヒロインで、刺さらない訳がなかった。
知らなかったけど、作品の評価としてドランやウォン・カーウァイの名前が出るのも納得。
すれ違いから、ふたりで話し合うシーン。
反対側にエステラが映り込んで、ふたりなのにふたりきりに見えない影とか、画の作り方もとても好み。
「恋」や「愛」と言ってしまうのももったいないと思うほど、ただ「大好き」だという気持ちが溢れる、不器用なほどの気持ちの表現の仕方も、「恋する惑星」を思い出す。
なにかの枠にはめられない想いが音楽や映画や、誰かの表現に昇華したとき、ほんとに良いものに触れたなぁと感じることが多いのですが、これもそんな作品でした。
日本でリメイクするなら、エステラとトレヴァーは二階堂ふみちゃんと満島真之介くんかな(似てる!)