ノイタミナ、ProductionI.G、劇場版といえば、「東のエデン」が思い浮かびます。
劇場版東のエデンは釈然としない終わり方をして消化不良になった経験があるので、今回もちょっと心配だったんですが、予想を裏切るおもしろさでした。
お話は東南アジアの独裁政権とそれに立ち向かう革命軍の話で、無理やりシビュラシステムを絡めただけに見えて最初はこれサイコパスでやる意味ないやん！と思ってたんですが、最終的にしっかりシビュラシステムが絡んできて満足。朱ちゃんが経験をへる毎に着実に大人になっていって、たのもしいなぁ。相対的にだんだん狡噛がガキっぽく見えてくるのが面白い。
アクションシーンもアニメ版からパワーアップしててかなり見ごたえありました。
既存のシステムの破壊ではなく、システムの穴を認めつつも、共存し進化させていくという結論は、本質を直観で見抜きながらも現実の問題に臨機応変に対応する女性らしい結論かもなぁと思ったり。
あとエンドロールで流れる曲がアニメのエンディングの曲だったのが地味に良かったですね。やっぱそこは新しいのじゃなくてアニメと揃えてくれたほうが盛り上がる。
