円柱野郎

劇場版 進撃の巨人 前編 紅蓮の弓矢の円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

総集編ということで、TV版(またはパッケージ版)の映像を使っているけど、元からしてクオリティが高いので、劇場の大画面でも十分に映える。
どちらかというと気になるのは13話分…4時間近くを半分の尺の2時間に圧縮して、ただのダイジェストになってないか…ってところだけど。
1話はほぼ丸々使って話を始めたり、訓練兵の場面など端折るところは端折って上手い具合にテンポアップしている印象でした。
都合の良い回想形式や時系列の入れ替えもせず、正攻法の総集編って感じだね。
まあこの前編にあたっては、起(巨人の襲撃)承(巨人の再襲撃)転(エレンの巨人化)結(トロスト区奪還)がハッキリしているし、そこのキーポイントさえ外さなければ物語としては成立するか。

そして映画は"to be continued"で半年後(2015年6月)の後編へ。
再編集メインの総集編なのに、これほど公開に間が空くというのはちょっと不思議でもある。
最近は前後編映画なら結構間隔が短い事も多いからね。
でもまあ、2016年にTVアニメの2期を予告したことを考えれば、話題を途切れさせないためなのかなとも思ったり。
2015年の夏にも実写版が控えてはいるけれど、こちらは製作委員会の顔ぶれも違うから、直接は関係ないと思うけれども。
さて。
円柱野郎

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