高校の時から大好きなキム・ギドク監督作
不倫をする夫、不貞行為をみて自慰する息子、そんな夫にブチギレて息子の息子を切り取った母
韓国映画の鬼才キム・ギドクが描く人間の本質と壊れゆく家族のいく末は…
キムギドクらしさが極限まで煮詰まった作品 セリフ一切なし
韓国の北野武と呼ばれる監督
少ないセリフ、美しい絵、凄惨な暴力、
短い撮影日数、元は映画界の人でないと共通点
だけどこの監督はそこに宗教要素でかなり
拗らせた個人的な見方が入る
今回のテーマは性欲
罪と罰
人間は生まれながらにして罪を抱えている
贖罪
犯した罪を償わなければならない
女性を性的な喜びを与えてくれる存在と聖母マリアかのように偏った描き方をする監督だし問題もあった
生きているだけで罪を犯してしまう愚かで
歪な生き物人間
でもそんな人間を描きながらこの監督は
人間が好きなんだと思う なんとなく
だから俺はこの監督の映画すき