るる

グッド・ライ いちばん優しい嘘のるるのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

難民問題が深刻化している、今だからこそ見るべき。

アメリカに職を求めてやってきた移民と、職業斡旋所の女性のヒューマンドラマかと思いきや、
「移民」ではなく、「難民」の話であった。

難民目線に寄り添った映画で、難民たちに感情移入できるつくりになっているので、彼らの運命に固唾を飲んでしまう。

アメリカに辿り着いてからの彼らを通して見る、文化の違いが興味深く、おもしろい。

せっかく逃げた先で職を得た難民達が、ガラの悪い連中に誘われて堕落していく、アメリカに限らない社会問題にも触れられている。

難民支援団体がスポンサーなのだろう。美化している部分も感じるが、難民問題を知る助けになった。
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