アメリカに渡ったスーダン難民の青年たちの半生を実話をもとに描いた作品。
冒頭の、故郷を追われて難民になる過程は辛すぎて目を背けたくなります。また、スーダンからいきなりアメリカにやってきたからカルチャーショックが大きくて、ほっこりした笑いもあるけれど、難民の生きづらさや、自分達の当たり前だと思う生活とのギャップの大きさをひしひしと感じてなんとも言えない気持ちになります。
演じていたのが実際に難民、元少年兵の方々だったので、彼ら彼女らの思いがすごく伝わってきます。タイトルにもある優しい嘘がもたらす結末もすごくリアルで良かった。