なかなか遠い国のお話や悲劇に見える、授業で、黒板の上で習ってるような実際に起こった悲劇や苦しみを、身近に感じられたことだけでもすごく良かった。信じられないよ、何千キロも渇いた地を歩いて亡命するなんて。そんな事実があった、そして今現在もそんな思いをしている人がたくさんたくさん同じ地球の上にいるんだと思うと、部屋の中でパソコン開いて映画みてる自分って何なんだろうって。
アメリカに運良く移住して来れてからの、外から来た人たちと、行った先の異国人たちっていう２つの側面からみた得体の知れないものの描き方がうまくておもしろかった。
あと最後のエンディングロールで、あの3人が実際に難民だったり難民の家族を持ってたりっていう事実を知ってガツンときましたね。この人たちも辛い思いを実際にしたんだなあ、と思って。
グッドライの恩返しにも、ジンとくるものがあったけど、元はと言えば君達は何も悪くないじゃないか！ってすごくモヤモヤいたしました。このやろー。
